前代未聞の企画!?「グリーンキーパーに学ぶ!芝の勉強会&エンジョイラウンド@セブンハンドレッドクラブ」を開催しました

先月、住地倶楽部で「グリーンキーパーに学ぶ!芝の勉強会&エンジョイラウンド@セブンハンドレッドクラブ」を開催しました。グリーンキーパーの塙氏にグリーンや芝のあれこれを教えていただきながら一緒にコースを回り、カップ位置を皆で決めて、翌日は一緒にラウンドを楽しむという、なかなかコアなゴルフイベントです。

セブンハンドレッドクラブは住地ゴルフのグループ会社であり、「世界一なんでもできるゴルフ場」をミッションに掲げています。今回も、前例のない企画内容でしたが、塙氏と相談しながら準備を進めてまいりました!

<住地倶楽部とは?>

住地ゴルフでお取引いただいたお客様の、ゴルフを通じたライフスタイルがより豊かになることを目指して2024年4月にスタート。さまざまなホームコースを持つ全国のゴルファーが集い、ゴルフ場、ゴルフにまつわるプロフェッショナルが出会う場を創出し、ゴルフの魅力を深掘りするとともに、ゴルフがより前へ進んでいくための活動を行っています。

住地倶楽部ホームページ:https://juchi-club.jp/

住地倶楽部では、お客様から「こんなことやってみたい!」と提案いただいたことをカタチにしています。

本イベントも、「ゴルフは数十年楽しんできたけど、今になって、コース管理の皆さんがどんなことをしているのか?どうやって質の高いコースコンディションを維持されているのかが気になってきた。それを知れたら、これからのラウンドで考えることも少し変わりそう!」というご意見をいただき、実現させたものです。

目次

グリーンキーパーから語られる芝への愛

まずはクラブハウス内で、コース管理課が普段どのような仕事をしているのかを教えていただきました。

芝の刈込、バンカーならし、カップ切りといった日常の業務から、エアレーションやコース改修、そしてイレギュラーで起こる倒木の対応、雪かきなど幅広く自然と対峙しながら、美しいコースを維持されています。写真を見せていただきながら、詳しく教えていただき、参加者の皆様からも気になったことをどんどん質問いただきました。

芝は気温や天候によって大きく影響を受けます。病気になる前に、薬を撒いて予防することもあるのですが、セブンハンドレッドクラブでは極力それは避けるそうです。

「芝を育てるのは、子育てのような感覚」という塙氏の言葉が大変印象的でした。過保護にしすぎるのもいけない、出てきた芝の反応に対して最適な処置を施して経過を見て、元気な芝を維持していくという方針を、セブンハンドレッドクラブは大切にしています。

カップを切る位置はどこがいい!?グリーンキーパーと一緒にコースを歩いて

その後は、皆でカートに乗って、最終組がスタートした後のコースに出発!
コース管理の中でも特に気を遣うグリーンのメンテナンスについて、グリーンを詳しく見ながら教えていただきました。

ゴルフ場をプレーせずに歩く体験も新鮮でした!影が伸びてきて綺麗な景色も印象的

そして明日のラウンドに向け、カップを切る位置を皆で決めたのは、なかなかできない経験でとても楽しかったです!
エッジから1ピン以上は離した位置でないと、カップは切れません。また、ボールが止まらない傾斜上もNGです。皆で、2打目、3打目をイメージしながら、「ここだったら面白いのではないか?」「普段メンバーで回っていても、この位置に切ってあることは珍しいから、チャレンジしてみたい!」など、なんだかんだ難しいピン位置をお願いする場面が多く、「明日自分たちが回ること忘れてません?」と笑い合いながら、9ホールを進んでいきました。

カップ位置を切るには、熟練の技が求められます。と言うのも、グリーンが完全に平坦になっている場所はほぼなく、ピンが垂直に立つには繊細な力の入れ加減が求められるのです。

また、切ったカップの土を前回のカップ位置に戻す作業も、芝を痛めないような加減で踏まなければならないため、意外と難しいと教えていただきました。

セブンハンドレッドクラブでは、平日は2日に1回、土日は毎日カップ位置を切っています。

さらにびっくりしたのは、グリーンの中に生えた雑草は手作業で取っているとのこと!
細かな作業で、ボールの転がりが保たれるよう日々のグリーンを守られているのだと感じました。

最後に、いよいよカップ切りの体験!「練習グリーンであれば、参加者も是非切ってみましょう!」と呼びかけるも、「これだけ芝を愛して管理してくれていることを知ったら、練習グリーンと言えど切れない…!」とのお声が。
結果、皆で一緒に芝刈の様子を見学することになりました。少し刈っただけでも、芝の感触がまったく異なることを実感しました。

栃木の食材をふんだんに使ったコース料理、日本三大美肌の湯の温泉を堪能!

宿泊は、セブンハンドレッドクラブから車で約10分に位置する「お丸山ホテル」。こちらも住地ゴルフのグループ会社です。

地元の食材を満喫でき、彩りも鮮やかなコース料理で、お酒も幅広く楽しめます。

また、日本三大美肌の湯である“喜連川温泉”と、サウナも楽しむことができ、県外からもお客様が訪れます。

塙さんのお話を振り返ったり、これからのゴルフ界ってこうなったらもっと面白いよね!などなど、皆様とゴルフ談議を楽しみながら、非常に楽しい夜を過ごさせていただきました。

いざ、自分たちで決めたカップ位置のコースをラウンド!

そして2日目はいよいよラウンドです。

その前に、住地倶楽部のパートナーであるゴルフフィットネストレーナーの岡森 雅昭氏に、ラウンド前に行うべきウォーミングアップを教えていただき、皆様と実践しました!

クラブを使って行う動きなので、ラウンド前の2,3分で簡単に取り入れられるものばかり。せっかくラウンドしても身体を痛めてはいけないので、しっかりほぐしてスタートしていきました!

カートのタブレットに映し出されるグリーンの詳細情報を見ながら、昨日皆でカップ位置を決めたシーンを思い出しながらプレーするのは、普段考えるコースマネジメントより味わい深かったです。パーやバーディを取れたときの喜びもひとしおでした!

塙氏も一緒にラウンドしたので、普段気になっていることなどをさらにいろいろ聞きながらラウンドし、想い出に残る2日間となりました。

参加者様の声

「ゴルフ場に来たらラウンドしたいとしか思っていなかったが、こんなに奥深いとは。参加して本当に良かった!」
「メンバーとして、ホームコースがこんな風に管理されていることを知れて嬉しかった。グリーンについて気になっていることも直接聞けて、知らなかったことがたくさんあった!」
「庭で芝の育成をしているので、芝生や機材についてマニアックな相談ができたことと、自ら設定したピン位置でバーディ取れたことが非常に満足です!」
ピン位置を切る時に何を考えてやっているかをしれて良かったです。はめられないようにマネジメントしないといけないと思いました。笑」

など、嬉しいお声をたくさんいただきました。

今回のようなイベントは、セブンハンドレッドクラブだけでなく、様々なゴルフ場で開催できると、より多くのゴルファーに役立つ機会になるのではと感じました。

これからも住地倶楽部では、新しいゴルフライフ、発見、出会いにつながる場を創出していきます。

住地倶楽部について、気になる!入会したいなどございましたら、こちらまで気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

住地倶楽部コミュニティマネージャー 村上・雨堤が更新しています!
ゴルフを通じた豊かなライフスタイルを皆様とともにつくる日々を発信。

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