本記事では、昨年6月に開催したオンラインセミナー「ゴルフボディチェックでスイングエラーの“身体的原因”を克服する」をもとに、身体的な問題とスイングエラーの関連性について紹介していきたいと思います。
「ゴルフボディチェック」は、“生涯ゴルフ”(ゴルファーが一日でも長く健康に、怪我などの傷害がなくゴルフを続けられること)を提唱するゴルフフィットネス協会により考案されたもので、協会代表の岡森雅昭氏を講師にお招きしました。
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ゴルフボディチェックとは
レッスンを受けたり、動画や本からゴルフスイングのハウツーを学んだ際、再現しようとしてもできないことがあると思います。
例えば「捻転を意識して腰を回しましょう」と言われたとしても、そもそもそれだけ腰が回る柔軟性があるのかどうか?について考えたことはあるでしょうか。“自分の身体がどこまで動くのか、どれだけ柔らかいのか”を知ることは非常に重要です。それを知らずして、無理なスイングを身に付けようとすると、身体を痛めたり怪我をしてしまうことにも繋がりかねません。
自身の柔軟性や可動域の現状を知り、よく起こるスイングエラーを治すためにはどのようなトレーニングやストレッチをすればよいのかを把握するための10項目の身体テストが「ゴルフボディチェック」です。
理想のスイングフォームは一つではありません。ゴルフのプロやハンディキャップがシングルのゴルファーがそれぞれ違うスイングをしているように、一人一人の身体特性や可動域に合ったスイングフォームを追求することが大切です。
いざ!ゴルフボディチェックを実践してみよう
では、具体的にどのような動きで身体の柔軟性や可動域をチェックするのか、全10項目のうちいくつかをご紹介します。
一つ一つの動きは、2、3回繰り返すと身体が柔らかくなってしまい正確に測れないため、はじめの一発勝負で計測していきましょう!
全身が映る鏡の前で実施いただくと、分かりやすいかと思います。
●脊柱しなりテスト
足を閉じて前屈します。指先が床につく、かつ腰に丸みがあればOKです。この動作が難しい場合、前傾姿勢を保てないというスイングエラーに繋がります。
●胸椎回旋テスト
「腰を回しましょう」と言われた際、腰の骨はねじれません。ねじっているのは胸骨(肋骨の部分)なのです。胸椎がうまくねじれると、股関節のねじれに繋がります。
足を閉じ、手の平は腰から少し離して正面に向けます。上半身をねじり、後方から奥の肩が見えればOKです。
●肩 内旋・外旋テスト
仰向けに寝転び、膝は90度に立てます。写真のように、腕を横に伸ばし、肘を直角に曲げます。指先を天井に向けた状態から、手の平を前に倒す動作が内旋、後ろに倒す動作が外旋です。
内旋は写真左のように45度傾けばOK、外旋は写真右のように手の甲が床につけばOKです。
ゴルフボディチェックを受けられるイベントのご紹介
いかがでしたでしょうか?
スイングエラーを練習で治すのではなく、身体的な課題を解決することで治していくというアプローチを紹介しました。
なかなか一人ではチェックがしにくい、分かりにくいという方に向けて、岡森氏が直接ゴルフボディチェックを行い、あなたに必要なトレーニングやストレッチを提案いただくイベントを2月に開催します!
ご興味のある方はぜひご参加ください。
<イベント概要>
「春に向けてゴルフのお悩みを改善!あなたに合ったゴルフフィットネス・スイング マンツーマン相談会」
日程:2023年2月11日(土)第1部:9:00~12:00/第2部:13:00~16:00
場所:PERSONAL BEST(東京都大田区) 施設についての紹介記事はこちら
内容:ゴルフボディチェック&あなたに合ったトレーニング・ストレッチ提案
ゴルフスイングチェック&あなたに合ったスイングフォーム提案
疲労を取りやすい食材を使ったランチ(第1部)・軽食(第2部)付き
料金:15,000円
詳細:https://juchi-club.jp/2022/12/26/golffitness_20230211/
申込フォーム:https://forms.gle/dmzMY9ht6jCKfxdH7
※各部、残り1枠です
本記事や2/11のイベントを通して、皆さまのゴルフライフがより豊かになるよう願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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