Our Golf Story Vol.1 ~ゴルフを楽しむ本質ってなんだろう?~

11月14日、神田の喫茶店「挽きたてプレス珈琲 TeeTime」に集まった、住地倶楽部パートナーの岩本肇プロ、岡森雅昭氏、TeeTimeオーナーの渡辺氏、住地ゴルフの村上・雨堤・山本。

ゴルフを楽しむ本質、お互いが普段ゴルフに対して思っていること、住地倶楽部でこれからどんなことができるか?などなど、さまざまなゴルフ談議を繰り広げました。

渡辺氏は千葉県の名コース カレドニアン・ゴルフクラブの理事を務めておられます。
カレドニアンとは -記事一覧- |カレドニアン・ゴルフクラブ

カレドニアン・ゴルフクラブでは、毎年ツームストーンというスタイルのゴルフ競技が行われているという話から、座談会がスタート。
ツームストーンとは、日本語では「墓石」という意味です。どのような競技方法かというと、そのコースのパーに自分のハンディキャップ(HDCP)を足した数を「持ちストローク」として、プレーをスタート。例えば、パー72のホールでハンデ18の人がプレーする場合は、その人の持ちストロークは90です。
そして、その持ちストローク数に達した地点に、自分の名前が書かれた札を差していきます。どこまでプレーできるかを競い、一番遠くまでプレーできた人が優勝となります。

渡辺氏「大体16番ホールぐらいからみんな自分の持ちストロークに達し出すので、そこに自分の札を差していくんですよね。強者は18ホールを超えてもまだプレーし続けられる。それでも大体19,20番ホールぐらいでは全員がフィニッシュします。
面白いのは、この競技をした翌日もずっと札は差しっぱなしにすること。
メンバーの名前が書かれた札がコースに差してあるので、翌日プレーしているメンバーは『今年のツームストーンでは、○○さんはこの地点まで進んだんだな!』とか思いながらラウンドしたり。
しかしカレドニアンでは毎年の恒例行事なので、ツームストーンという競技方法を皆さん知らないことにびっくり!
ほかにもツーボールフォアサム(4人が2つのボールを使ってプレーする競技)などもあるし、ゴルフって本当にいろんな楽しみ方があるよね」

岡森氏「この間僕は、軽井沢のゴルフ場で、ゴルフトライアスロンなるものに初挑戦しました。ゴルフのスコア、バイクのタイム、ランのタイムという3つの種目の合計得点で競うんです。僕は『リレーの部』で出たので、ゴルフはバッグを担いで18ホールをペアの相手とプレーし、その後カート道をバイクで18ホール僕が漕いで、ラン9ホールをペアの相手が走ってゴール。
7:00にスタートしてあがったのは15:00ぐらいかな。
ゴルフの担ぎ歩きプレーは、意外と平気でした。でも、バイクがきつい!!ちょっとした傾斜なのに、登りは全然漕げなくて。
バトンタッチして、ペアがランを頑張ってくれましたが、最後は僕も伴走し、一緒にゴールテープを切りました。
達成感は計り知れないものがあって。ふたりで応援しあいながらプレーして、お互いにお疲れ様、ありがとうと言い合いながら、あんなにきつかったけど、『来年また出よう』と話していました」

村上「岩本さんは、ゴルフの道にずっといらっしゃって、何か日ごろ思っていることはありますか?」

岩本氏「僕はつくづく、ゴルフって技術だけじゃ直せないなって痛感します。身体のことを知ることがやっぱり大事。
目指したいスイングがあっても、それができる身体をつくらないと、やっぱりたどり着けない部分があるんです。だから僕は身体のことをもっと知らなくちゃと思っていろいろ勉強したり、その中で岡森さんとも出会ったり、理学療法士の人と一緒にお客さんとラウンドに行ったり。
ゴルフのレッスンに通われている方って、いろいろコーチや場所を変えて、何年も習っている方も多いと思うんです。それはきっと身体の問題が根本にあるんだろうなと。
ゴルファーを増やすためには、いろんなメソッドや注目されるSNSでの動画などなんでもありだと思うけど、本当に上手くなりたいならゴルフと身体が大事。原理原則ってやっぱりあると思うんです」

岡森氏「以前住地倶楽部のイベントで、ゴルフと身体の両面からそれぞれに合ったスイングを追求する合宿をやったよね!
ゴルフ起点のアプローチとしては、身長や腕の長さを測ったり、右・中央・左重心のどれが一番力を発揮できるのかを測って理想のスイングフォームを知る。身体起点のアプローチとしては、僕がゴルフボディチェックを行い、一人ひとりの柔軟性や可動域を確認して必要な強化部分を知るというもの。
あの後、30年以上ゴルフをされているシングルゴルファーのお客様から『ずっと停滞していた飛距離が伸びた!』と連絡いただいたり、やっぱり身体を知ることの影響ってすごい」

村上「改めてですけど、それってやっぱり面白いですね!今後の住地倶楽部でもぜひやりましょう!」

山本「その話、めちゃめちゃ興味深いです。ゴルフと身体の両面から、納得!」

渡辺氏「あとはやっぱり、ゴルフの上手くいかない話って、経営の話にも、子育てにも、企業の新人研修にも、それぞれの課題に当てはめて聞ける話がたくさんあると思うんだよね」

岩本氏「失敗談なんていっぱいありますよ(笑) 」

一同 (笑)

渡辺氏「それって絶対武器になるよ!子供から大人までいろんなゴルファーを指導されて、これだけ支持を得られている岩本さんの経験はみんな聞きたいと思うなあ~。
今日もラウンドレッスンからの、練習場で何本レッスンしてきたんだっけ?」

岩本氏「今日は4つですね」

村上「ラウンドからの4レッスン!?」

渡辺氏「いやーやっぱり、『ゴルフをする』だけじゃなくて、ゴルフ場というアセットもいろいろな楽しみ方があるし、ゴルフに携わる個人にもいろんなポテンシャルがある。はじめは荒唐無稽な、『そんなこと!?』みたいなものからでも始めて、ゴルフの楽しみ方、生かし方を深掘りしていくしかないよね」

今後の住地倶楽部では、どんなゴルフの楽しみ方を生み出していくのか?
ゴルフを愛する皆様が集まる住地倶楽部だからこそ、できることはたくさんあるはず。

そんなこれからが楽しみになるひとときでした。

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この記事を書いた人

住地倶楽部コミュニティマネージャー 村上・雨堤が更新しています!
ゴルフを通じた豊かなライフスタイルを皆様とともにつくる日々を発信。

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